BASIC AUDIO わさび田のパパゲーノ の日記
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やっぱりモーツァルトが好き!!
2011.10.13
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やっぱりモーツァルトが好き!!
「 クラリネット五重奏曲 (K.581)」
静かに、静かに、雪の降る夜、あかあかと燃える暖炉の前で、ひとり想い出に ふけるような、そんな風情。
過ぎ去ったこと、いろんなこと、皆、「本当に大切だったなあ」って
思えるようになる。
自分を責めるわけでもなく、誰かを悪く思うのではなく、
いつしかきっと、自分をほめてあげたくなる。
心から満足して、明日からまた元気に、歩いていきたくなる。
「人生がいいものなんだって思えてくる。」
そんな懐かしさに満ちた名曲を、しみじみ聴いていきたいものです。
* * *
今日は誰の演奏で聴きますか? ウラッハ? ブライマー? ペイエ? それとも?
「 ホルン協奏曲 」
ヨーロッパアルプスのてっぺんに立って、雲がこちらに向かって流れてくる、
風に吹かれながら見ているのは、イタリアか?
下界を見下しているような気分!
心がウキウキしてくる曲。
「 交響曲 29番 (K.201)」
かすみにゆらゆら萌える春の野原が、心のスクリーンに浮かび上がってきます。
青春の淡い息吹きで、未来に向けて力いっぱい進んで行けるような気分!
こんな曲を聴いていると、ちっぽけなことは、考えられなくなってしまいます。
そして・・・・・
「今の自分は、かっての自分が想い描いた姿であって、もし今かりに何もできて
いないとすれば、それは、何も考えていなかったからです。
それでは、未来の自分は???
それは今、心の中の、まっ白いカンバスに、思いっきり、大きく描けばよい。」
29番のシンフォニーを聴いていると、そんな勇気が湧いてくるのです。
「 ピアノ協奏曲23番 」
眼をとじて聴いていると、雪が降った朝、新雪に朝陽があたって
キラッキラッしているそんなさわやかな光の中を泳いでいるような気分
こんな、新鮮な朝があったんだ。
「 レクイエム 」
なぜか、もう、どうしようもなくなったときに聴くと、生気が戻ってきます。
死者のためのミサ曲なのに
「 オルガン・ソロ・ミサ 」
なぜか、この曲も、よく聴いています。
キリエ・エレイソン・・・
「 アヴェ・ヴェルム・コルプス 」
こんなに、短い曲なのに、グングン、引き込まれていってしまう。
「 ピアノ協奏曲27番 」
クララ・ハスキルの演奏で決まり。
もう、魂が、天国に、行ってしまっている。
我が、生涯の愛聴盤。
「 音楽を聴いていると」
モーツァルトなどの音楽を、聴かせてもらっているうちに
固定観念の固まり、エゴイズム、頑固、無知、プライドetc.
そんなちっぽけな自分を意識していることが、バカバカしくなってきます。
良い音楽を聴き続けると、イマジネーション豊かな、
前向き人間になれるように思います。
夢をいつまでも見れる、いたづらっ子でいたいと、思います。
音楽療法、音楽健康法、等、いろいろ言われていますが、
自分の好きな曲を、好きな時に、心のままに聴いていきたいものです。